
ワインを飲んでダイエットができると聞いたら、喜んで始める人は多いのではないでしょうか?ダイエットの方法は様々な手段があり、実はワインもダイエットに効果があるといわれているのです。
今回はワインを用いたダイエット方法について詳しくご紹介していきます!
有効成分と健康・ダイエット効果
ワインは大きく分けて、赤ワインと白ワインがありますね。
実は、どちらにも共通したダイエット効果とそれぞれにしかないダイエット効果があります。
それは肥満を抑制してくれるピセアタノールと呼ばれる成分が含まれているという点です。ワインの原料であるブドウに含まれています。
ついたばかりの脂肪細胞の生成を抑制してくれるので、脂肪細胞がこれ以上増えていくのを防ぐ効果があるのです。また、脂肪形成に関わる他の細胞の活性化も阻止する効果があります。
この2つの効果によって肥満を抑制する絶大な効果を発揮します。ピセアタノールの効果は科学的にも立証済み。アメリカの研究所で体脂肪の減少や脂肪の蓄積を予防するのに非常に効果があると実験結果が出ているのです。
ダイエットとは別に、心臓病やアルツハイマー、ガンの予防にもなるといわれています。
ピセアタノールの他にも肥満に効果がある成分はワインにはあります。ワインに大量に含まれている成分——ずばり、ポリフェノール!
(色素の濃いベリー類などもポリフェノールいっぱい!)
このポリフェノールは満腹感を感じることができる成分のため、その効果のおかげでワインを飲むだけで自然と食事量を減らすことができます。加えて、ポリフェノールには強い抗酸化能力があるので、動脈硬化などを予防する役割もあります。
因みに白ワインに比べ赤ワインにはカリウムという成分が大量に含まれているため、血圧を下げて筋肉の働きをスムーズにしてくれる効果もあったりします。筋肉の働きがスムーズになることで、多くのカロリーを消費することが可能に。
つまり、体が痩せやすい状態を整えられるのです。
一方、白ワインには有機酸と呼ばれる成分が多く含まれています。有機酸はいわゆる、酸っぱい成分のこと。
有機酸はアルコールと交わることによって殺菌作用が非常に高まります。
その比率が多くなると便秘・下痢などの問題の原因となる腸内細菌の一つ、悪玉菌を有機酸は殺菌して、腸内の環境を良い状態に保ってくれます。
腸内環境が優れていれば、栄養素をきちんと吸収するので、結果太りにくい体を作ることができるという訳です。
このようにワインはダイエットに非常に効果のある成分を多く含んでいます。飲むだけでダイエット効果があるのですが、ワインダイエットする際に気をつけなければならないこともあります。
以下の項目を無視してしまえばせっかくのワインダイエットの効果が半減してしまうので注意が必要です:
・ ハイカロリーのおつまみを食べる
・ 一気にガブ飲みする
・単純に 飲みすぎる(上記と合わせて二日酔い、急性アルコール中毒になる恐れが)
・ 他のアルコールと一緒に飲む
いくつかの注意点に気をつけてワインを飲めば、それだけでダイエット効果が期待できるでしょう。
まとめ
以上、ワインを飲むだけで痩せるというワインダイエットについてご紹介してみました。
ワインに含まれる成分にはダイエットに効果のある成分がいくつも含まれています。ワインはダイエットに効果のある成分が多く含まれた珍しいお酒と言っても過言ではありません。
実際にワインがダイエットに効果があるというのは、研究成果によってしっかりと証明されているため安心して飲むことができます。実際にワインを多く飲む欧州では、肥満防止効果が出ているという結果も出ています。
他のお酒を好む人よりも太っていないという事実があるのです。しかし、ワインはアルコールである事を忘れてはなりません。アルコールは体に摂りすぎると大きな問題を引き起こします。
ある程度の容量を守ってたしなめば、ダイエット効果が発揮されるでしょう。
お酒が好きな人でダイエットをしたいという人は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?